熊本での復興支援ボランティアを振り返る
参加したきっかけ
二年前のゴールデンウィークでした。当時大学二年生だった僕は九州一周旅行と銘打って一人旅をしていました。福岡から長崎を回って熊本にという感じです。
熊本駅では復興視点ボランティアの参加呼びかけを行なっている人々がいました。一人旅中とはいえ暇人であることには変わりなかったので、「1日ぐらいやってみるか」というフランクなノリで参加することにしました。
活動内容
- 田んぼの水路の補修
モルタルから自分で作ります! - がれきの撤去
割と力仕事です。 - ゴミの撤去
散乱してしまった家具や備品などを撤去します。農園やお店などは結構大変でした。
という感じです。基本的にはチーム単位で行動します。チーム内にはリーダーが一人いて、最初の方はサポートしてくれました。
印象に残っていること
お金なしで回る経済圏
一番の衝撃を受けたことがお金なしでも経済が回っているということです。拠点には地元の方からのお礼が届くこともしばしばありました。 また、飲食店が値引きをしてくれたり近場の温泉が無料開放されたりということもありました。 基本的に僕達の行動は何をするにしてもお金が介在しています。そんな中、このようにお金なしで回る経済の中での生活が自分にとって居心地がよく、とても新鮮なものに感じました。
人々との出会いと交流
ボランティア参加者の中には自分の生活圏では絶対出会わないであろう人が多くいます。考え方、生き方、バックグラウンドが
ちなみに僕の場合は島根県から来たロン毛のニートの方とすごい仲良くなりました。笑
日中は山に囲まれた大自然の中で田んぼの補修作業。そして日が落ちると温泉に入った後スーパーで食料を調達し、今日の出来事を語り合いながらみんなで食べます。馬刺しうまかったなー笑
自分の中での変化
「ボランティアって偽善的で、自分に酔ってる感じがしてなんかダサいなー」と漠然と思っていましたが、それは間違っていることに気づきました。
作業はやはり大変な部分もありますが、それ以上に自分のためになるし、楽しいからやっているんですよねきっと。そう思うようになりました。
最後に
見ず知らずの人の手助けをして感謝されるって結構気持ちいものですよ!暇な人はぜひ参加してみるといいと思います。きっと素敵な思い出になりますよ!