AIアルゴリズムの東大発ベンチャーPKSHAのIRみてみるお
PKSHAのビジネスモデル
IRを見て行く前にどのようなビジネスモデルなのかを解説したいと思います。理解のための重要キーワードは
「データ」
PKSHAが提供するアルゴリズム群は利用された際に得られたデータを教師データとしてフィードバックすることで自律的に改善されていく仕組みになっています。どういうことかというとユーザーが使えば使うほど、アルゴリズムが最適化が行われ精度が向上していくということです。この特徴が2点において非常に強力だと感じました。
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アルゴリズムの精度は「データの量と質」に依存しています。そして量という側面においてはまず始めにユーザーの獲得。そして「時間」が必要です。時間が絡んでいる以上これは一朝一夕で真似できるものではありません。この一朝一夕で集めることのできない「データ」に基づいて改善されていく、アルゴリズムの精度が増せばユーザーが増えより多くのデータが集まる。このアルゴリズムとデータによる改善サイクルこそがPKSHA社の強みというわけです。
決算
営業利益
とここまではビジネスモデルについて説明してきました。では実際の業績はどのようになっているのでしょうか??平成30年9月期 決算説明資料 (2MB)をみていきたいと思います。
なんと前年比営業利益 60%増!
絶好調っすね・・・!!
売上高・営業利益共に指数関数的な伸びといってもいいのではないでしょうか。きわめつけはこの営業利益率!40%という数字は驚異的といっていいと思います。人件費・固定費などのあらゆるコストを抑えバリューを発揮する、これぞテクノロジー企業の鑑・・・!!
おまけ
✳︎調べたところ2017年 日本企業 営業利益率 ランキングで29位にランクインしていました。ちなみに一位は全国保証の78%。聞いたことない・・・どうやら保険会社らしいけどボッタ◯リかな??
将来性
冒頭に少し触れましたが、アルゴリズムサービスはあらゆる領域において導入・活用可能なものであり、市場のポテンシャルとしては十分すぎるほどにあります。
ここら辺あとで書き足します