他人にしたことが自分に帰ってきそうな話
僕の通っていた高校の学校のあるクラスメイトでこんな奴がいる。大学受験に失敗し一浪した挙句、途中でほっぽり出して放送作家を目指したという奴だ。一応は進学校ということで、基本的にほとんどの生徒が大学に入学する学校。そんな中大学に入学しないで高卒の進路をとったのは僕の知る限りそいつだけだった。
仲良くなって遊び始めたのはなぜか卒業が近づいてからなのだが、太っているし、キャラ的な部分もあって話すたび僕は高卒のことをイジってバカにしていた。笑
卒業してからは僕も一時期東京にいた期間があってその時は半年ほど池袋の近くでシェアハウスをして、暮らしたりしたこともあるのだが、その時も基本的にイジり倒していた。笑
約一年半後の状況
さて、振り返ってみるとそこから約一年半ほど経過した。状況はどうか。
蓋を開けてみれば、こちらは中退&高卒になる予定かつ一応フリーランスと言えば聞こえはいいが最近は特に無職に近い感じw
かたやあいつはテレビ番組の構成作家の欄に名前を連ねているという状況になっている。
名前始めて乗りました!
— ダンプ(森シンタロウ)【放送作家】 (@MORISHIN_DB) 2018年11月5日
これからも頑張ります☺️ pic.twitter.com/vvIe4ryXVf
全くバカにできなくなってしまった・・・笑
思うところ
今あいつと話たら逆にどんなにイジられるかわからない。これが、因果応報の理。。
・・・さておき。う〜ん、やっぱりやりたいことをやる人は強い!
さてということで僕も身の程をわきまえて、「小さなこと」・「できること」・「自分が本当に価値あると思えること」を積み上げていきたいなと改めて思った話でした。
ざっくり介護についての課題感
精神面でのケアがなおざり
課題といえば色々あると思うが、僕が思ったことはこれだ。
そもそも介護とは利用者の「健康」を目的として行われるものである。
個人的な考えであるが「健康」には
- 身体的健康
歩ける、 - 精神的健康
以上の二つがあり、身体・精神は密接に関わり合っていると思う。従って身体面の介護だけでは不十分であり、精神面でのケアも必要だと考える。
しかし現状として、精神面におけるケアがなおざりにされていることが課題だと感じた。
考えるに要因は三つある。
要因❶ 保険介護サービスにおける縛り
保険介護によって提供される介護サービスは生活のために必要な援助しか行うことができない。以下のサービスは提供されない。(保険外サービスを活用すれば可能。)
- 趣味や散歩のための外出
- 日常会話
- 買い物
僕ら自身に置き換えてみても、先ほど挙げたことができないとなると結構きついし、誰でも腐ってしまうと思う。
要因❷ リソースの不足
単純に人手が足りてない。従って一人一人にかけられる時間も少なくなるため、時間のかかるサービスかつ必要性が低いものは後回しにされてしまう。
例えば以下のようなサービス
- 買い物
- 傾聴
要因❸ 非効率
二種類ある
- システム上の非効率
手続きや業務に必要な書類の電子化がされていないために発生する非効率 - オペレーションの非効率
制度上の欠陥と言えるかもしれないが、例えば買い物の場合だとはじめに現金を受け取る必要があるため、利用者の家に向かう時に事前に買って持って行くみたいなことができない。など、そういった非効率が多々ある。
解決策
現行の介護制度を改善していったとしても、どうしても限界がある。今までとは全く別の抜本的な解決策が必要であると思う。
具体的なことは以下後で書きます ーーーーーーー
俺の3つの行動指針と目標
-
3志向
- アセット志向
- シンプル志向
- 行動志向
の三つの指針を大事にしています。
アセット志向
しっかりアセット(資産)として積み上がるモノ、およびコトを意識する。
スポーツしかりビジネスしかり世の中の華々しいニュースはたくさんあるが、その土台には例外なく積み重ねがあると思う。有名Youtuberだって簡単にやっているように見えがちだが、実際は動画の投稿の積み重ねという土台の上に人気がある。何かしら成功しようと思ったら避けて通れないことだと思う。自分にとっては苦手なことだが、愚直に地道にやっていきてたい。現状の僕にとっては具体的にこんな感じ- 成果物
- ブログ
- コード
- 行動
- 読書(インプット)
- 筋トレ
シンプル志向
- 選択
- 思考
- アウトプット
あらゆる場面において本当に重要なことを見極めて、「シンプルかつ本質的に」取り組む。
行動志向
「行動」とその「記録」のみで自分のことや考えを知ってもらう。まだ達成してないことや、これからやろうとしていることは決して言わない。他人に話すのはあくまで達成したこと、やったことのみ。狙いとしては以下の2点。
- 成果物で語ることによって無駄なコミュニケーションコストを抑える
- 「口だけ」な状況を作らない
僕自身口だけで(場合によっては満足して)終わってしまうことが多いので、口ではなくあくまで自分の行動や成果物で周りを巻き込むようにしたい。また、僕個人の経験として何もない段階から他者とコミュニケーションをとりながら良い方向性や、良いものを作っていくってかなり難しいことだと思っている人ので、そういったことを避ける意味でも意識していきたい。
また、チームで進めていく上でお互いの考えや人間性の理解のためには直接の対話が必要な場面もあるかとは思いますが、基本的にはブログとかで補完可能であると思っています。
目標
明日には変わっているかもしれないが、現時点で僕の目標は
1.解決したい課題・作りたいプロダクトを設計し、
2.それに沿ったエンジニアを集め
3.チームを組織し、マネジメントする能力を身に付けること、としている。大事だと思うことは
最後に・・・
言うは易し行うは難し
小学生向けボランティアに参加してみた
この前軽く紹介した高齢者向けのボランティアを行なっているサークルでは、いくつかのグループに分かれており子供向けのボランティア活動も行なっている。
小学生向けの遠足企画があったので、ノリで参加してみることにした。このような児童と交流する類の活動は初めてだったため不安もあったが、結果的には非常に楽しむことができた。気付きというか印象に残ったことを適当に残しておくことにする。
印象
- オープンマインド
とりあえずこれに尽きる。他者に対して基本的に壁を作らない。
ここまで出会って10秒
- 素直
発言にある程度説得力があれば、すぐ理解するし従ってくれる。 - 観察力
建物とかもそうだが、想像以上人とその状況をよく見ているな。という場面が割とあった。空気を察する力というのかそういうのには敏感だと感じる。 - 意外性
「どこで覚えた!?」と思うよな大人びた発言をしたりして驚かされる。
気付き
今の子供たちの趣味・趣向について
僕らが小学生だった頃と明らかに趣向というか興味の対象が明らかにテレビや雑誌からインターネットに移り変わってきていることを感じた。
- タレントやアーティスト
好きなアーティストやタレントについて聞くとメジャーデビューしている人・テレビに出ている人と同じくらいもしくはそれ以上に、ネットで活動している歌い手の名前やYoutuberの名前が挙がる。
そのような中、ジャニーズ人気は健在だった。ジャニーズすごい。 - ゲーム
ゲームに関しては男女問わず楽しんでいて、マインクラフトやスプトゥーンが人気の様子だ。荒野行動やFortniteといった大人向けのゲームも当然知っている。
攻略情報もすぐインターネットで調べてしまうため、知識が豊富。 - スマホ
予想はできたがスマホにはやはり興味津々で、特にTikTokが受けが良かった。クラスでやっている友達もいるらしい。まぁ年齢制限の関係もあるだろうが(ツイッターは13歳未満は利用制限がある)。
結局撮影できなかったのが悔やまれる。(そういえばプログラミング必修化ってもう始まっているのだろうか??気になる)
男の子と女の子の違い
女の子は年上の「兄ちゃん姉ちゃん関係なく接してる。それとは対照的に男の子は照れがあるのか、年上の姉ちゃんのところにほとんど行かない。笑
加えて力も基本的に女の子の方が強いし口も達者なため勝てない。笑
精神的にも肉体的にも色んな面において女の子の方が大人っぽい印象でした。
感想
自分自身も童心に返ったような気分で過ごすことができた。
仕事ではPCと向き合っていることが多いので、いい気分転換になった。キャラじゃないけど、こういうのもいいもんですね!
運営の方、ありがとうございました!!
俺の作業用BGM集
自分の好きな順で上から並んでおり、リンクを押すとYoutubeに飛びます。随時更新予定です!!
作業用
- 落ち着いたもの
- ボーカルは入っていない
ものを好んで聴いています。
タイトル | ジャンル | 評価 |
ポケモンBGM集 vol2 | ゲーム | ★★ |
ドンキーコングBGM集 | ゲーム | ★★★ |
どうぶつの森BGM集 夜編・雨編 | ゲーム | ★★★ |
Relaxing Pokémon Diamond/Pearl/Platinum Music | ゲーム/ピアノ | ★★★ |
スタジオジブリピアノメドレー | ピアノ | ★★ |
【ルパン ジャズ】Cafe Jazz | ジャズ | ★★★ |
集中したいときのドラクエ名曲集 | ゲーム | ★★★ |
俺の便利WEBサイト集
便利ではあるものの、使用頻度が高くないせいで毎回忘れるのでメモしておきます。はっと思い出したりしたら随時更新します。
ファイル編集・エンコード系
サイト | 説明 | コメント |
SmallPDF | オンラインでPDFを編集できる | 僕みたいにAdobeとかない人にとっては便利だと思います。 |
favicon.ico | オンラインでファビコンを作成できる | 特になし |
I❤️IMG | オンラインでjpgのリサイズや切り抜き | 特になし |
そのほか便利系
サイト | 説明 | コメント |
appear.in | 友達登録なしでビデオチャット。複数人で可能。 | WEB会議とかでめっちゃ便利。Skypeより断然こっち |
SimilarWeb | URLを貼ればそのサイトのトラフィックとかがわかる | いつの間にか追加されていた利用制限がだるい |
Font Awesome | アイコンたくさん | ダウンロードしないでも使えるのがいいよね! |
scri.ch | お絵かきして簡単にURLで共有できる | それ以上でもそれ以下でもない |
frappe.io | データをアップロードで自動でグラフを作成してくれる | まだ使ったことない |
Avgle | 最新のものも普通に見れちゃう。やばい。 | 断じて使用頻度は高くない |
プレミアムリンクジェネレーター
サイト | 対応サイト | 評価 | 速さ |
Reevown | uploaded,rapidgator,Share-Online | ★★★ | 高速 |
deepbrid | 主要なものは抑えている印象 | ★★ | そこそこ高速 |
10download | uploaded | ★★ | 普通 |
Uploaded Premium Link Generator | uploaded | ★★ | 普通 |
leech.ninja | uploaded,rapidgator | ★ | 普通 |
hungry leech | uploaded,rapidgator | ★ | 普通 |
イシューからはじめよ 書評&まとめのようなもの
解くべき問題をを見つけること。問題を評価し、優先度をつけることをすべての始まりに据える。
とYammoty Blogで紹介されていたのでとりあえず読んでみた。なんとなく似たような系統の本で「エッセンシャル思考」という本を読んだことがあるのだが同様の考え方で「課題解決のための具体的な手法」が書かれているのが本書である。こういう「シンプルに大事なことだけに取り組もうぜ」的な考え方が個人的には結構好きです。
概要
- 生産性の高い課題解決の手法についてのフローを解説
- 科学者でありかつ、名門コンサル会社の出身者が執筆
表や箇条書きが使われてよく整理されており、体系的かつ高密度な内容だった印象でした
まとめ
以下はメモになります。本書の情報密度が高いせいか、割と丸写しに近い形のまとめになっています。笑
「バリューのある仕事」とは
- イシュー度(課題の優先度、必要性みたいなものと解釈した)
- 解の質
の2点が高いこと。
取るべき問題解決へのアプローチ
- イシューの見極め
- イシューの分析
- 要素分解
- ストーリーラインの組み立て
- 絵コンテ化
- 軸の整理
- イメージの具体化
- 方法の明示
- アウトプット
- 振り返り、まとめ
以上のサイクルを高速で回すことが理想。以下はその手法の具体的な説明になります。
1.イシューの見極め
需要な問題により多くの時間を費やすため、解くべき問題を絞り込む
目標設定
行動の前には目標・目的を設定する。その時大事なことは
- 明確であること
- チーム内でぶれなく統一されていること
- 相談する相手を持つ事 ー 以下の三点が検証しやすいため
- インパクトがあるものであるか
- 説得力のある形で検証可能かどうか
- 想定する受け手に伝えられるかどうか
仮説を立てる重要性
- イシューに対する明確な答えが出せる
- 必要な情報と分析すべきことが明確になる
- 分析結果の解釈が明確になる
というメリットを得られる。その際に大事なことは
- イシューの言語化
以下3点を意識すると良い
- 「主語」と「動詞」
- 「why」ではなく「what」「how」「where」
- 比較表現
「人間は言葉にしない限り概念をまとめることはできない」
良いイシューの3条件
- 本質的な選択肢であること
- 深い仮説
- 常識の否定
- 「新しい構造」
ここでいう構造とは「共通性」、「関係性」、「グルーピング(セグメントに分けること)」、「ルール」
- 答えが出せるものであること
イシュー度が高いかつ、答えを出す手段が存在する問題のみに手をつける
死角的なイシュー
誰もが「手がつけられない」と思っている問題に対して、自分だけの視点から答えを出せる「死角的なイシュー」を見つけることができれば理想。
イシュー特定のための情報収拾
2.イシューの分析
この工程によって以下の項目が明確化される
- イシューの構造
- 活動の全体像
- 最終的な成果物
- カギとなる分析
- 伝えるべきこと
STEP1.イシューの要素分解
得られる効用
- 課題の全体像が見えやすくなる
- サブイシュー(分解されたイシュー)のうち、優先度が高いものが見えやすくなる
要素分解の際のポイント
- 答えを出せるサイズまで分解する
- 本質的に意味のある固まりで分解する
- ダブりや漏れがないこと
- 分解されたイシューに対しても仮説を持つ
サブイシューの洗い出しの際は「何がわかればこの意思決定ができるか」ということを意識すると良い
STEP2.ストーリーラインの組み立て
ストーリーラインの必要性
- イシューのみではプレゼントして成り立たない
- 説得力の向上
ストーリーの流れによって表現方法も変わってくる。
また、フェーズによってこのような役割を果たす
- 立ち上げ段階
目的意識の統一する - 分析・検討段階
仮説検証がどこまでできているのかを明確化する - まとめの段階
言葉の明晰さの担保と論理の流れを理解しやすくする
ストーリーの流れ
- 必要な問題意識・前提となる知識の共有
- 鍵となるイシュー、サブイシューの明確化
- それぞれのサブイシューについての検討結果
- それらを総合した意味合いの整理
STEP1.軸を整理する
分析のための縦軸と横軸の整理を行う。ポイントは以下
- 原因と結果から軸を考える
基本的に分析とは「原因側」と「結果側」の軸の掛け合わせ - どのような軸で何と何を比較すると答えが出るのか
定性的な分析であろうと、定量的な分析であろうとどのような軸で何と何を比較するのか、どのような条件で仕分けを行うのか、これを考えることが、分析設計の本質だ
STEP2.イメージを具体化する
数字が入ったチャートを作る。
得られる効用
この作業を行うことで以下が明確になり、実際の分析の際の効率化につながる。
- どのくらいの制度のデータが必要か
- 何と何との比較がカギになるのか
意識すべきポイント
比較による「意味合い」をはっきりさせることが大事。典型的なものは
- パターン
- 変化
- 差
STEP3.方法を明示する
実際にデータを集める具体的な方法を明示する。ポイントは
- 既存の手法を活用すること
- それぞれの手法の意味と限界について理解しておくこと
- その分野において相談できる人を持つこと
4.アウトプット
実際に分析・検証の作業を始める。
ポイント
- 重要度の高いものから行う
- 前提の確認
- 鍵となる洞察の検証
- 答えを出そうとしている論点を明確に意識する
- フェアな姿勢
自分に都合のいいデータばかりを集めない - スピードの重視
停滞を防ぐため、丁寧にやりすぎない!!完成度が高くなればなるほど時間対完成度のコスパが悪い。
理想的な実験とは、論理も実験も簡単で、どんな結果が出ても意義のある結論ができるものである」(井出洋二
トラブルシューティング
主に起きうる2つのトラブルが起こった場合の対処法について
- 欲しい数字や証明が出ない
- 構造化して推定(フェルミ推定)
- 足で稼ぐ
- 複数のアプローチから推定
- 自分の知識や技では拉致があかない
- 人に聞く
- 期限を設定して、無理なら諦める
5.振り返り・まとめ
「イシューに沿ったメッセージを人に強く伝わるかたちでまとめる」フェーズ。具体的には以下のような行程になる。
- ストーリーラインの磨き込み
- 論理構造の確認
その際鍵となる新しい概念には名前をつけると効果的。 - 流れを磨く
論理の流れがスムーズになるようにする - エレベーターテストに備える
2,30秒ほどで複雑なプロジェクトの概要を簡潔に説明できるようにする
- 論理構造の確認
- チャートの磨き込み
目的
聞き手に
- 扱っている問題の重要性を理解してもらう
- 最終的な結論を理解してもらう
- 行動に移してもらう
ポイント
- 本質的
- シンプル
「何に答えを出すのか」という意識を発表の前面に満たす。シンプルに無駄をなくすことで受け手の問題意識は高まり、理解度は大きく向上する。一方イシューが曖昧であればあるほど受けての気は散り、理解度は落ちる
その他印象に残ったエッセンスなど
「悩む」と「考えるの違い」
考える | 悩む | |
前提 | 答えが出る | 答えが出ない |
特徴 | 生産的・建設的 | 非生産的、変化を生まない |
「悩んで」ばかりいると、時間だけが浪費されてしまうので注意するようにしたい
イシューが特定できない時のアプローチ
アプローチ | 内容 |
変数を削る | いくつかの変数をグルーピングをしたり固定するなどして減らし、見極めるポイントを整理する |
視覚化 | 問題の構造を、図示・視覚化 |
最終形から逆算 | 現状と理想像とのギャップを考える |
掘り下げる | 「だから??」という問いを立て続けて掘り下げ具体化 |
極端な事例を考える | ある変数を極端な値に変更し考えてみる(ちなみに自分はこのやり方けっこうやっているという自覚がある。) |
これでダメなら諦め他を探す。
イシュー分解の型
- 「where」、「what」、「how」で分解
それに加えて自分の視点を加えたやり方が良い - 最終像から逆算して分解
- フレームワーク
- ビジネスシステム
- 戦略的トライアングル(3C分析)
- バリューデリバリーシステム
- 7S
ストーリーラインの型
型 | 説明 | ポイント |
並列的に「why」を並べ立てる | 「第一に、第二に、第三に、、、というタイプの説明」 | 重要な要素を漏れなくブレなく検討する |
「空・雨・傘」 | 「空」(課題の確認)、「雨」(課題の深堀)、「傘」(結論) | 日常生活よく使う論理の流れなのでそんな気にしなくていい |
「比較」が効果的な分析である脳科学的な根拠4つ
分析において「比較」が効果的である根拠として4つの脳の知覚の特徴が挙げられていた。
領域 | 特徴 | 説明 |
入力 | 閾値を超えない入力は意味をなさない | ある一定のライン |
認知 | 不連続な差しか認知できない | 明確な対比で差分を明確にすればするほど認知度合いは高まる |
理解 | 情報の繋がり | 詳細は割愛するが、 |
記憶 |
学者というバックグラウンドを持つ著者ならではの見解で特に興味深かった
定量分析の3つの型
型 | 説明 | 具体例(該当する図表の名称を羅列している) |
比較 | 分析の本質 | コラム、バー、分布図、ヒストグラム |
構成 | 全体と部分の比較 | パイ、スタック、ウォーターフォール |
変化 | 同じものを時間軸上で比較 | ライン、コラム、レンジ |
定量分析とはこの三つの方の組み合わせでしかない。何を比較軸とするかがポイント。
分析の軸を出す方法
たくさんの事例を出して、似ているものを束ねていく。スポドリを飲む例に取る。
まず事例を羅列
- スポーツの練習
- 試合中
- 風呂上がり
- 二日酔いの朝
- 夏の外出中
- 運動後の休憩
似たようなものを束ねると・・・
- 運動中
- スポーツの練習
- 試合中
- 汗をかいた後
- 風呂上がり
- 運動後の休憩
- 飲酒後
- 二日酔いの朝
となる。
天才の資質について
天才の条件についてマービン・ミンスキー(MIT人工知能研究所の設立者)が以下のように述べたらしい。
- 仲間の圧力に左右されない
- 物事の本質を見失なわず、希望的観測にすがることが少ない
- 多くのやり方を持ち、一つのやり方に固執しない。
筆者の解釈としては固執しないことであるとまとめられていた。
優れたチャートの3条件とその磨き込み
- 1チャート1メッセージの徹底
「このチャートで何を説明したいのか」ということをしっかり言葉に落とすこと
人がチャートを見て「わかる」「意味がある」と判断するまでの時間は、経験的に長くて15秒、多くの人は10秒程度だ。〜〜人はこの程度の時間で「その資料をきちんとみるかどうか」を判断している。つまり、最初のつかみが悪ければそのチャートは存在しなかったことと同じになってしまうのだ。
- 適切なタテ軸とヨコ軸の選定
- フェアな選定
恣意的な選定は信用性・説得力を損なうのでNG - 軸の順序に意味を持たせる
「大から小へ」・「プロセス順」など - 軸の統合と合流
重なっているはずの比較条件を統合 - 軸の切り口の見直し
基本単位を見直すとよい
- フェアな選定
- メッセージと分析表現の一致
- 様々なチャート(表現技法)を試してみる
- 「軸の刻み」の見直し
感想
- コンサルってすごい(小並)
筆者の、事象を高次化・抽象化する能力の高さをひしひしと感じながら読み進めた。 - 練習が必要そう。
いろんな物事においてなるべく意識し、実践していきたい。 - 生産性とか作業効率は大事にしたい
時間には限りがあるし、有効に活用したい。またそのための努力は惜しまないスタイルでいきたい。